デザイナー

[ カテゴリ:Comic/Game Market ]

はるぜひ氏

　春勢(はるぜひ)氏 (1967/01/06生 - 2024/01/18没)は、ヒストリカル・シミュレーション・ゲームが好きでTUBGでもながわ氏と良くプレイしていました。またＳＯＬＧＥＲやＴＳＳ等日本全国のゲームサークルに出張して対戦するとともに、ＴＵＢＧの宣伝担当として広報活動をしていました。彼は田中芳樹によるSF小説「銀河英雄伝説」が好きで、銀英伝ゲームを数多くデザインしていました。春勢氏デザインのゲームの魅力は「キャラクターを魅せる」、「神の視点で見せる」ゲームを作ることにあると思います。Yahoo!オークションで彼のデザインしたゲームをみることもしばしばです。しかし、春勢氏は亡くなる少し前に「転売対策ができないため、オリジナル・デザインのゲーム、一作品は完成しているが、出版していない」と話をしていました。春勢氏最後のオリジナル・ゲームを見ることができなかったことは、残念です。

ながわ氏

　ながわ氏は、ＴＵＢＧの中堅メンバーとして活動されると共に、はるぜひ氏とＴＵＢＧの広報活動をしています。ながわ氏は歴史に造詣が深く、氏のデザインするゲームはメジャーなテーマからマイナーなものまで多様です。また、ながわ氏は北陸への愛着があり、ゲームの舞台として良く北陸を選ばれます。ながわ氏のデザインのゲームの魅力は「ゲームになるのか？と思うようなテーマを見事な切り口でゲーム化を作ること」にあると思います。

URA氏

　URA氏は、比較的初期からのＴＵＢＧメンバーです。脱サラしてゲーム工房URAを立ち上げたゲーム愛に溢れた人です。名古屋近辺のテストプレイ会で自作カードゲームをブラッシュアップしています。彼の作る2人対戦用のカードゲームにはURA氏オリジナルな感性とユーロゲームのテイストが感じられますが、彼の好きな1980年代の米国シミュレーションとは異なっています。そこには彼独自のデザイン進化の歴史を感じることができます。短い時間で楽しめるゲームが多いのも特徴です。