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1981 They've Invaded Pleasantville

They've Invaded Pleasantville [TSR]

"They've Invaded Pleasantville" mini-game was published by TSR Hobbies, Inc. in 1981. The game was designed by Michael Price. This is a two-player game of secret invasion by space invaders. The subject of origin in this small game seems like Heinlein's "THE PUPPET MASTERS".

 「地球侵略」はSci-Fi小説の黄金テーマであるから、Invasion: Earth [GDW]やInvasion of the Air-Eaters? [Meta-Gaming]のように「地球侵略」をテーマにしたSci-Fiゲームは多い。しかし、ロバート A. ハイラインの「人形つかい」のような寄生型の侵略を扱ったゲームは、私の知る限りThey've Invaded Pleasantvilleしかない。

 They've Invaded Pleasantvilleは、長らく探していたゲームなので、私自身のプレイ経験はほとんどない。しかしルールを読み、地図を見るだけで、わくわくさせてくれるゲームである。Fig. 1は私が持っている"They've Invaded Pleasantville"である。

 They've Invaded Pleasantvilleは同じ小粒ゲームの代表であるInvasion of the Air-Eaterと異なり、ゲーム戦略的な選択肢はあまり多くない。このゲームはブラインド型の2人ゲーム(不完全情報Zero SUMゲーム)なので、戦略的な選択肢が多いとゲームとして噛み合ない展開が多くなるため、戦略的な選択肢を限定したと考えられる。戦略のバラエティさにポイントがあるInvasion of the Air-Eaterとは対局にあるものかもしれない。

 このゲームのポイントは、見えない敵と戦う、人類側のどきどき感であり、侵略側が寄生体であるため、戦力的に弱体であるというジレンマにある。B級SFゲーム分科会は「やつらはプレザントヴィルを侵略した 」を独創的なゲームとして(駒の厚紙の薄さは別にして)高く評価している。古いSci-Fiゲームの評価値が低い"Board Game Geek"での評価は6.0と普通である。私は独創性を重視するB級SFゲーム分科会の視点が好みではある。


Fig. 1 Game components of "They've Invaded Pleasantville"
This is a good idea game of secret invasion by space invaders in the cheap components.


3. Other Sci-Fi Games
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