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Bloodtree Rebellionの背景説明

Introdction & background briefing

 Lynn WillisがデザインしたBloodtree Rebellionはゲームとしての評価は高くない。しかしRules bookletを最後まで読むと、Lynn Willisの創造力が惑星Somberを創ったことが分かる。これはLynn Willisが創造したSci-Fi世界を知ってもらうために、Rules bookletのIntroductionとBackground briefingを翻訳したものである。

「流血樹の反乱」序章

 マイキン第4041クローン連隊の第1大隊は、夜明け前に準備砲撃もなく上陸した。昼過ぎまでに、連隊はこの小さなコロニーのすべての行政機関と施設を占拠した。抵抗する者は誰もいなかった。ガレン大佐と1300人の部下たちは効率的に働き、3日後には炭化水素トラスト「ペトロ化学オリオニド」の現地マネージャーとクローン兵の間で便宜的な同盟が締結された。この頃は食糧が(アルキペラーゴ)群島の揚油・還元基地に海上輸送され、基地からは貴重な天然資源がヘリアット星団の星々に送られていた。まだ惑星ソンバーは牧歌的で、恒星間戦争から何パーセクも離れていた。

 それでも噂が流れ始め、一晩の内にロバシィプットやディニバンの市内にマイキンとPOの同盟樹立を嘲笑したポスターが貼られるようになった。ガレン大佐は、ルーティング・ウッド製のきらびやかな椅子の上で体を揺らしながら考え込んでいた。事態はまったく順調ではなかった。彼はCODをゴールドからグリーンに変えるつもりだったが、今は代わりにオレンジ警報を発することを考えていた。フェッドトラストはついに積極的に行動し、パルチザンを残すのだろうか? ガレン大佐は顔をしかめると、政治警察を指揮する中尉を呼び出した。
 300 km 東方でも、別の人間が熟考していた。フェッドトラストの惑星ソンバー小任務部隊の指揮官であるジョアンナ・カヴォーテ大尉は、菌類に覆われた森床から200 m 上にあるルーティング・ウッドの葉の上で揺れていた。はるか下では、武器の詰った箱が、彼女の視界に入っては、消えていった。もう少し時間がたてば、マイキンの掃討作戦でそれらの武器が見つかることは無くなるだろう。しかし、カヴォーテはそれらの武器を使う兵士を必要としていた。計画ではクローン兵と戦うために数千人の兵士を必要としていたが、カヴォーテはこれまでに18人しか現地採用できていなかった。コロニーの人々は彼女に「当たり障りのない専制政治を別の専制政治に置き換えるのに、なぜ我々が死ぬ必要があるのか」と言っていた。彼女はため息をついた。現実に、指揮官の彼女でもマイキン/ペトロ化学同盟とフェッドトラスト/ペトロ化学連合の違いがほとんど分からないのに、民衆に他の何を期待できるのだろうか?

 しかし1時間後、ソンバー五大勢力の残りであるドチャニバンとフェーダーの代表達が、論理的に実行可能で完全な反乱計画を彼女に提案してきた...

「流血樹の反乱」背景説明

いくつかの関連する引用

 ソンバーが太陽から遠ざかるにつれて、冬の森は暗くなった。冬の嵐はルーティング・ウッドを引き裂き、ルーティング・ウッドの赤い樹液は百万の小川を汚染した。黄昏れの中、果てしなく続く黒い塔の様な森間で泡立つ真赤な川は、地獄から流れて来ているように見えた。
― 惑星ソンバーに初めて降りて、E. エゴン

 特定できない多くの人が書いた50万部のメモ。。、最初の1000種の茶(シィ・ネンシィ茶)の苗木は、その世話に関するメモと一緒に、適切な滅菌状態に調整できたときに出荷される。。
― 基本契約から

 ナイフの様な歯根と忌々しい根茎の水溜まりで消耗した私たちは、無惨に引き裂かれ剥き出しになった地球記章を見つけ、空を見上げた。森はとても密集して高くそびえ立ち、午後の早い時間なのに星の光が見えたんだ。その灯りは最上部のルーティング・ウッドの葉ほどは離れて無かった―しかし、そこまでは登攀器を使っても、非常に長い道のりだった。
― 4人の生存者の1人、ハイジ・デルブリュック

 船団の特に長男、長女を集めて、レースを行い、あなたの種族が愚かな人間を産むために星間を航行してきたのではないことを、我々の中の不平分子に示す、このために皆さんを招待します。
― ブォルディママン-エディア、フェーダーのカルロス・ローズへの手紙

 そう、川一杯に赤い種の塊が流れている。我々がヘルメットを外して、休もうとすると、待ち伏せているフェーダーが、休ませないようにレーザーやフレチェットで兄弟を攻撃してくる。
― ドミニク・カカァトンガリン マイキン伍長、クローン姉妹のエリンへの手紙

惑星ソンバーの天体物理的特徴

ニューフェニックス

人口


抜粋年表


惑星ソンバーの勢力

マイキン

 ヒエラートが最後に支配した惑星のあるヘリアット星団からの侵略者である。マイキン(My kins: 我子)は、通常の軍用クローンであり、コミュニケーションと部隊への献身に利点がある。平均的なクローン兵士は、既にメーカーによる不合理な無菌化はされてないが、人間との関係が複雑であることに気づき、同時に劣等感と優越感の間で精神が激しく揺れて壊れる可能性があった。そのような疎外感を部分的に補うため、高位士官には、より多くの利益が与えられ、大尉と少佐は王族のような服装を纏っていた。確かに、マイキンの困難の多くは、惑星ソンバーの地形と下級士官が階級により与えられた贅沢三昧を1日足りとも止めようとしなかったことに原因であった。秘密裏のリストラは、粗雑な根拠に基づいていた。最も低い階級である2等兵と双子であるだけでなく、同じ遺伝子を共有しているのに、将校は何を根拠に部下より自分を高く評価できるのだろうか? そのような暗礁に乗り上げ、マイキンの船は最終的に沈没した。

 マイキン第4041連隊の兵士は、指揮官であるガレン大佐のクローンでした。ガレン大佐は54歳で、背が高く、痩身で、金髪でした。彼は連隊で、唯一、髪を角刈りにすることが許された男性でした。実際、それは彼だけの階級章でした。ガレン大佐は、彼の息子である全ての部下に対して気を配り、親切でした。

ドチャニバン

 人間はドチャニバン(Dochanivann)を額のさまざまな氏族の印から「グリフ(glyphs)」と呼んだ。 解剖学的には、それらは6本足の種でルーティング・ウッドの葉を食用としていたブラウザ(browsers)という小さな草食動物の子孫である。グリフが木を離れて平原に向かったとき、前足は手に発達し、後足と中足は奇妙で柔軟なひづめに進化した。 手は何種類かの非常に悪質な捕食者を平原から排除するのに役立った。 大きな舌の筋肉制御と洗練された先端は、3番目の操作器官になった。

 大陸の平原は20,000 km 以上に広がっている。グリフは、彼らの社会的進化が、土地の統一への認識と肉食動物への憎悪から始まったと信じている。 グリフ氏族グループは平和主義的だが、狩猟氏族グループは、積極的な活動を可能にするトリガーフェロモンを放っている。 グリフの医師は抑制剤を知っているが、地位の低い若いグリフは伝統的に抑制剤を拒否している。ほとんどのグリフは娯楽として、手の込んだレースや追跡ゲームを好んでいる。人間のコロニーの海側に隣接する実験農業ステーションのドチャニバン兵士は、短距離から中距離では若い人間の方がグリフより速いことを発見した。 これは人間とグリフの関係において、重要な共通の話題があることを証明した。

 大人のドチャニバンは、体重が400 kgで、目の高さが2 mを超える場合がある。 外皮の断面である何千もの「フィンガー」と呼ばれる外骨格は、その基部が筋肉によってヒンジに固定されていて、フィンガーを平らに折りたたんだり、体から最大90°まで伸ばすことができる。 平らに折りたたむと、フィンガーは反射するシルバーホワイトになり、伸ばすと、フィンガーは下側の吸収体で黒くなる。このような配置の利点は、季節変動が大きい環境では明らかである。 この骨の覆いはマイクロ熱爆発を止めることはできないが、偶発的な破片や手持ちレーザーに対しては優れた鎧となった。

 グリフの兵士は一族によって育てられた。彼らは攻撃的な行動を示すことで、戦闘訓練が受けられた。これは伝統的な方法ではあったが、必ずしも賢明な評価方法ではなかった。 通常、派閥政治の主であるグリフのリーダーは、最初に最も弱い部隊を関与させ、可能な限り低いレベルでの紛争解決を望んだ。守備部隊は単なる政治的示威行為で、意見の相違を強く示唆し、部隊数は妥協の可能性を示していた。 しかし悲しいことに、マイキンはそのようなニュアンスに鈍感であった。

 通常、グリフの兵士は、5年間の兵役期間中に、いくつかの小部隊によるライバル氏族間の軍事行動に参加することを期待しているが、ドチャニバンの支配は1500年以上の間、一般的な戦争の発生を確実に防いでいた。

 平均的なドチャニ部隊は、140グリフから210グリフで構成されていた。通常、部隊は必要に応じて編制され、解隊された。20グリフ以下の職業メンバーが生涯業務として、指揮系統および訓練スタッフ、ならびに採用担当者としての役割を果たし続けた。通常のドチャニ部隊には、現在の人間の軍事組織に対する信頼関係や協力関係はない。 職業メンバーが死亡した場合、新しいメンバーを部隊内から採用する必要がある。まれに、誰もその仕事につくことに同意しなかった場合、不名誉部隊として部隊全体が帰還した。グリフは「流血樹の反乱」で激しく攻撃されたが、全体的としては、ほとんど影響はなかった。

 POの星間輸送への監視は徹底していた。ドチャニ部隊は幾つかの禁制品の兵器を持ち、さらに製作をしていたが、マイキンの武器以外の最新兵器は、カヴォーテの船積みされた武器が惑星で唯一であった。

フェーダー

「流血樹の反乱」を前に、約12,000人のフェーダー(Feders)が流血樹の森に散らばっていた。 彼らは約20の「集落」を大まかに組織し、その場所はPO民兵の巡視よって定期的に延長更新された。 多くの場合、集落は流血樹の幹をくり抜いた郵便ポストまたは郵便受ボックスにすぎなかったが、(フェーダーコードのサインを読むことができる人のための)多くの非公式な活動拠点として機能していた。

 フェーダーの農業と独立は、ウィスパーユニットなしでは不可能だった。ウィスパーユニットとは、1〜4人乗りの反重力車輌で、小型プロペラや圧縮空気噴射装置により前進することができるた(その結果、ヒス音は生じたがウィスパーであった)。重力偏光板は知られてなかった。通常、フェーダーは自分たちで機動ユニットを作っていたが、PO担当者に賄賂を渡して、ウィスパーを放置するように促し、見つけたPO機器を喜々として盗んでいた。

 ドチャニバンの仲買人として意図的に育てられたフェーダーは、アルキペラーゴ群島の闇市での農産物価格と、グリフが飲む大量のお茶に対するドチャニバンからの膨大な支払いで利益を得ていた。実際にお茶は、これまでグリフが一般的に使用した唯一の人類産の香草だった。反乱が無事に終結した後、価格(と利益)が大幅に下落し、多くのフェーダーは、率直に古き良き時代の終わりを残念がっていた。

 フェーダーは隠蔽と待ち伏せに長けていたが、やや中途半端な攻撃をしていた。ほとんどの場合、カヴォーテはマイキンを攻撃に引き込み、数分間猛烈に防御し、その後、内部の聖域に急いで退却した。フェーダーは軍事活動のために組織されが、多くの人を動員したことが無かったため、大規模な軍事活動には困難を伴った。市民は早い段階からカヴォーテを援助したので、カヴォーテは熱狂的になった市民と都市から動員できる部隊の滞在力に増々依存していった。

ペトロ化学オリオニドの民兵とマネージャー

「流血樹の反乱」が始まるまで、市内の一般人達はフェーダーを陽気なロビンフッドと見ていたが、PO軽歩兵はフェーダー一家相手に作戦行動すると、しばしば無様で情けない気持ちになった。 PO民兵はフェーダー同様、固定された守備隊や偵察部隊としては質が良かったが、生存者は継続的な戦闘を嫌っていた。マイキンの野戦将校は、POの損失を補うことができるため、探査任務の「ポイント」としてPO民兵を使用した― この戦術はPO兵士にも理解されてはいたが、PO兵士の効率や熱意を向上させるものではなかった。

 平均的なPOマネージャーは、自分が小国を支配していることを知らなかったし、知りたくもなかった。POはその経営ハンドブックで対立を認めていなかったため、すべての活動を経済的合理性に合うように縮小していった。反乱が続くにつれ、フェーダーへの支持が下層階級でかなり進んだが、POマネージャー達は最後まで概ね変わらなかった。

農民と市民

 コロニーの人口の大部分を占めるこのグループは、作戦マップの周辺にしか描かれていない。しかし実際、コロニーの住民の意見こそが戦いの本質であり、その意見の影響は、市街地図の市民支持表に記録されている。人々は、POシステムから得らる日常的に手軽さに賄われていたため、戦闘が個人に打撃を与えても、少しずつしか変化しなかった。

環境

気候

 POの租借地は独特な地域にあった。 北極海と他の海洋との間を結ぶ単一の水路「動脈」の東側に位置するため、年間を通して午後に強い風が吹き、気候が安定していた。海と大陸の規則性と関係性は、ソンバーの太陽からの距離の変化にほとんど影響されない気象パターンを生み出した。農民たちは、6週間雨が続けば、12週間は晴天が続く、時折の小雨が降る程度という「6と12」をいつも頼りにしていた。近日点では竜巻が発生する可能性があり、遠日点では小雪が降ることもあった。気温は地球と同程度で、湿度が高かった。

流血樹

 ルーティング・ウッドは、種を含む染色された水が運ばれるところならどこでも繁茂した。樹液のような種子は鮮血のような色をしているため、俗称で「流血樹」と呼ばれるようになった。通常、気象サイクルで最初の激しい雨が降ると、種子培地が押し出されるきっかけとなる。

 ルーティング・ウッドは地下茎木です。共通の地下茎から独立した幹がリング状に何本も伸びている。最大36本の独立した幹があり、高さは275 m に達し、対向する幹の間の直径は最大で80 m になる。ソンバーの低重力下でも、木がそのような高さに成長するのは、リング構造だけである。下部の幹は石灰化が進行して、更に支えとなり、隣接する木と枝を絡み合わせることでさらに安定性を増している。成長期の最後に75〜100 m 成長する間に、光合成をサポートする枝が鈍角で伸び、シャンパングラスのステムからカップがはみ出るようになる。枝には巨大な葉が生え、さらにこの枝が束になることで、植生が非常に密集した筏をつくる。ある初期のパーティーは、レーダーが数メートル下に固い地面の存在を示すという致命的な誤認状況下で、上部の植生筏に着陸した。

 流血樹の寿命は約500ソンバー年である。流血樹が枯れると、内部の木が殻のようになった樹皮から剥がれ落ち、その後、木の内部が、ゆっくりと液化し、種子の射出ダクトから排出され、次世代が最初に成長する糧となるのである。

塊茎平野

 川岸には、古代玄武岩の突出部にいくつもの切り通しの滝があり、川の氾濫を制御している。雨季になると、大量のルーティング・ウッドと塊茎の残骸が切り通しを詰まらせ、多くの水が堰き止められる。これらの流域で塊茎は成長し、高さ40 m まで成長するが、塊茎は高さは常に流域の平均的な浸水レベルに対応している。

 塊茎は幹が太く丸みを帯びており、乾季には光合成でエネルギーを得ているが、主に生きた水力発電所として電気エネルギーを生み出している。

 洪水で覆われた幹の空洞に水を溜め、洪水が収まり、土地が乾くにつれてゆっくりと水を放出する。水が染み出すにしたがって、その落差で塊茎の内部にある何千もの小さな糸状の発電機が振動し、生体発電する。

 雨季の塊茎平原は文字通り湖となる。乾季の塊茎平原は、幹がぬるぬるした親水性のパイプラインで200種類以上の寄生体が絡み合っている。繁茂を無理やり突破することは可能だが、探検家は薄くなった樹種を強く押しすぎると溺れる危険性がある。

歩兵兵器

 コロニーの人間の「歩兵」部隊は、その機動性をウィスパーユニットに依存していた。ウィスパーユニットは、優れた機動性を持ち、対気速度は時速100 km に達し、その航続範囲は広く、LSシステムにより軽装甲と密閉が可能であった。

 両軍ともに、歩兵の主兵器としてセミオートマチックの8 mm ライフル銃を使用した。ライフル銃用の特殊充電弾はライフル銃の薬室の外から調整することができ、通常弾から核融合弾(TNT換算0.05 kt)まで、要求に応じて調整することができた。弾丸の心臓部は、小さな光学レーザーと数粒の重水素化リチウムからなり、命中の衝撃で爆発させることができた。

 ウィスパーユニット1機は都市を平地化できるほどの兵器を搭載できたが、そのような能力は制御不能で、政治的目的と同様に、部隊の仲間の脅威となっていた。戦術的利益を優先し、政治的目的を無視した将校は、しばしば軍事法廷で鞭打刑に処された。大きな力を持つべき者は兵士ではなく外交官である。ウィスパーユニットを装備した兵士は、大火力を前に分散する必要があり、そして広い地域をカバーするためにその機動力を使用した。このような兵士は、個人での攻撃、偵察、防御する能力を必要としており(分隊で10〜20 km の散兵線を保持することになるかもしれない)、彼らはその任務に合致する武器を受け取っていた。

 その他の武装には、戦闘用と目標指示用の小型携帯レーザー、レーザー防御用のエアロゾル・プリズム手榴弾、プロペラまたはコンプレッサーの音にキーを合わせた追尾式ダーツ、各種ECMパック、小型フレチェット榴弾が含まれていた。 小隊レベルの装備としては、重パルス・レーザー、カメレオン・ネット、放物弾道迫撃砲とスマート迫撃砲、対空フレックス・ミサイルなどがあった。

 ゲリラは、夜間作戦中や流血樹の根周辺の暗闇で、安価な発光手榴弾を巧く使った。 彼らは即席の落し穴やレーザートラップ、タンブル・バケツのような嫌がらせを作り、マイキン兵士のフェイス・プレートのディスプレイを焼き付かせたり、推進ユニットを詰まらせたたりした。

翻訳: Kazuhiro Ueda.
Original document: Bloodtree Rebellion Rule booklet.


1979 Bloodtree Rebellion
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